良い感じでボールを運べるものの、またもゴールが遠く無得点の0−2の敗戦。
相手は前から守備をしてこないので若干持たされてる感はあったものの、浦和相手にも前節までと同じ様な流れに持っていけた事は予想外でした。
個人的な戦前の予想としては、相手が浦和という事もあり、今までの試合の様にイニシアチブを取る事が出来ず、受身にまわる時間が長くなるのではと思っていたもので。
今年の新潟は、相手ゴール前までボールを運ぶ部分に関しては、ある程度どこが相手でも出来るのかなと感じました。
この辺りは、柳下監督がチームに与えたものは大きかったのかなと思います。
ここまでくれば、あとはゴールを奪うのみです。
しかし、決定力というのはなかなかすぐについてくるものではありません。
でも、形を作れているという事で、去年の様な不安感は今のところ感じません。
もちろん、このままの状況が続けばかなりヤバいですが、今年の新潟はもう一皮剥ければ、新潟至上最強のチームになる気がしてなりません。
序盤はまだまだ苦しむかもしれませんが、前半戦を14、5位くらいで折り返す事が出来れば、後半戦で中位、上位への大躍進も、と思ってしまいます。
ただし、一つ気になるのは攻撃の単調さです。
細かいエリアでのパスワーク、ボランチを経由しての両サイドからの崩しなど、リトリートした相手への引き出しは昨年までと比べて格段に増えましたが、固める守る相手にとっては、キッチリ崩そうとだけしてくる攻撃は、ゴール前に人数をかけ、マークを外さない様に気をつけていれば、意外と守れてしまうものです。
手数をかけ過ぎている事が、ボールを持ててる感じがするけど、ボール保持率の割にはゴールにせまり切れていないという結果につながっていると思います。
もちろん今出来ている事はそのまま継続した方が良いですが、シンプルなサイドからのクロス、遠めからのシュートも織り交ぜた方が、相手守備陣もきっと嫌がるのではと感じます。
あとは、サイドの裏を狙って作るのも大事ですが、可能性は低いけどうまくいけばゴールに直結する様な裏の狙い方もたまにはして欲しいと思います。
リードされてて残り時間が短い事もありましたが、途中出場の内田のシンプルなプレーにはリズムの変化を感じました。
ああいうリズムの変化をスタメン選手がたまに織り交ぜる様になると、得点の匂いは俄然高まってくると思います。
もうしばらくは辛抱の時と思うと共に、出来るだけ早く内容だけでなく結果が伴う様になって欲しいと願います。
2013年03月30日
新潟0−2浦和
posted by BBSHIN at 21:18| Comment(0)
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