ふと応援について考えてみました。
Nスタンドで応援している方々はかなり頑張って声を張り上げ応援してると思いますが、それぞれがもっと大きな声を出せばよりピッチに声が届くのではないかと思います。
私は発声のエキスパートという訳ではないですが、以前ゴスペル教室に通っていたときに発声を習ったり(ゴスペルある程度習って挫折しましたが)、普段から趣味で弾き語りとかで歌ったりしてるので体格の割には声が出てる方なんじゃないかなと思います。
教室で習った内容ですが発声の基本は複式呼吸らしいです。
複式呼吸とはお腹のあたりの筋肉を使って横隔膜を上下させる事によってする呼吸です。
腹式呼吸での発声は太く力強くなり、逆に胸式呼吸での発声は細くひ弱な感じがします。
自分の呼吸がどちらの呼吸かを確かめるには、息を大きく吸い込む時に胸が膨らむ場合は胸式呼吸で、お腹が膨らむ場合は腹式呼吸です。
カラオケなどで歌を歌う時にも腹式呼吸を身に付けている人は意識して腹から声を出そうとしなくても自然と出来る様です。
また、スポーツをしていた方などは自然と腹式呼吸が身についているケースが多い様です。
では、慣れてない方が腹式呼吸を身に付けるにはどうしたらいいかというと、まずどういう呼吸が腹式呼吸かを体で覚える事が近道です。どの様にするのかというと、あお向けになって寝転びゆっくり呼吸をすると自然とお腹が膨らむのが分かります。この呼吸が腹式呼吸です。
腹式呼吸を体に染み込ませるには、
@仰向けに寝た状態でゆっくりと全ての息を時間をかけて最後まで吐ききる。
Aゆっくりと息を吸い込む
(自然に最初より大きくお腹が膨らみます)
B吸った息を時間をかけてゆっくりと吐ききる。
(最後の方はお腹がキリキリしてきますが、息を全て吐き切る事が大事です)
※@〜Bを5〜10分繰り返します。
これを寝る前などに日々やってると次第に腹式呼吸が身についていきます。
(腹式呼吸は発声だけでなく健康にもとても良いです)
腹式呼吸が分かったら今度は発声です。
ポイントとしては
@肩や喉周辺をリラックスさせる。
(全身をストレッチすると効果的です)
A「あ〜」などひとつの音で30秒以上声を出す
B息を最後まで吐き切る
このトレーニングを行うと肺活量も増え声が大きくなります。
他には口を閉じて唇をとがらせてブルブル震わせながら息を吐くと「ブー」という音がなります。この吐き方で最後まで吐き切るとお腹が腹筋を何回もした時の様になります。これをするとかなり鍛えられます。
あとは、実際にスタジアムで応援する時ですが、応援を始める前に肩から首にかけてをストレッチしたり、深く腹式呼吸をし体を慣らしてから声を出すと調子が良いです。
また、綺麗な歌声を出す必要はないと思うので、発声のアクセントは言葉の先頭に持ってくると声が出しやすいと思います。たとえば「アル〜ビレックス」なら最初の「ア」の時に一気にお腹に力を入れ押し出す様に声を出すと後半部も自然と力強い声が出る感じがします。
ちなみに「アル〜ビレックス」の時には手を昔は片手、今は両手を上げていますが、この手を上げる動作をすると胸式呼吸になりがちです。(特に両手の場合は胸が開くのでより胸式呼吸になりやすいです) 最初はやりにくかったですが意識して体の低い部分に重心を置いて発声する事で自然と意識せずに発声を出来る様になりました。
とはいっても試合に集中し必死に応援してると上記の様な事は考える暇はないと思うので、「自然と出来る様になっている」というとこが大事だと思います。
まあ、みんなで声を大きくする為に頑張ってトレーニングしましょう! とまでは言いませんがピッチにより大きな声援が届いたら嬉しいと思います☆
※私は専門家ではないので今回の説明には間違いがたくさんある可能性があります(-_-;)
2008年09月11日
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