2018年08月26日

新潟0−3福岡

危機的連敗。
ホームで0−3は痛いですね。

監督は結局、片渕氏が昇格する形に。
泥臭くも、攻守にアグレッシブで良かった時の新潟に戻してくれるものと期待していましたが、、
やはり時間が無かったのか、今シーズン今までの展開と同様で、スタイルも同じようなものとなっていました。
いきなりは変わらないのは分かっていましたが、少し残念な気持ちがあります。

メンバー的には大きくいじり、前線は前のMF2人に攻撃力がある選手を選んだ事で、今までより迫力が増しました。
ただ、失点するまでは、ある程度バリエーション豊富に攻めていたのが、リードを許すとサイドからのクロス一辺倒になるのは、今までと全く同じです。
他に形が無いから自然とその形になってしまうのでしょうね。

新しく入ったカウエ選手、あの体格は魅力ですが、スピードがなく、配球も他のボランチと同じでサイドへ散らす事がメインでした。
センターにあの強さがあるのは、強みにもなりますが、相方が重要となります。
戸嶋選手は走れて守備の寄せも早く、動きの面ではカウエ選手の遅さとちょうど良い組み合わせですが、攻撃面では、配球が淡泊なので物足りなさが出ます。
梶山選手では、2人とも遅いので守備面で厳しい組み合わせとなりそうです。
カウエ選手自体は良さそうではありますが、補強が行き当たりばったりな気がしてなりません。

新潟の攻撃は常にリズムが一緒なので、相手も読みやすいのかと。
新潟は、ボランチ経由でのサイドチェンジなど、常に右から左、左から右と、予想通りのボールの動きをしています。
変化をつける事が出来る選手がいるチームは、全体の流れとは逆につけたり、スパっと縦に入れたりなど、アクセントをつけていると思います。
そういう面で期待出来るのは、新潟では梶山選手位ですが、守備面で厳しさもあるのかなと。


今年の新潟は、同じ攻撃を執拗に繰り返す傾向があります。
攻撃のパターンの少なさが、攻撃力が高い選手がある程度揃っているのに、得点力不足となっている大きく影響しているかと思われます。
引かれた相手に対し、サイドからの攻撃はクロスまでいっているので、それがアクセントとなる様な他のパターンの構築が必須かなと。


あとは、一番の問題は守備です。
ここ2,3年はひどいものがありますが、4〜5年以上前の新潟は引き締まった守備をしていました。
人にしっかりとつくか、または、ボールサイドに絞り人数をかけ、サイドチェンジされたら、全体が連動しスライドしたりなど、システマチックな守備が出来ていました。
それと比べると、今年の守備は何となくやっている様にしか見えません。
アグレッシブかつタイトな守備。
これを取り戻さない事には、新潟らしいサッカーは戻ってこないでしょう。

そういう意味では、暫定2試合と監督就任しての1戦は不満が残り、不安を感じさせるものでした。

まだ時間はあるので、手遅れになる前に、正しい判断で方向性をつけてくれる事を期待したいです。
posted by BBSHIN at 21:36| Comment(0) | ホーム戦
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