2021年12月08日

2021年シーズンをふりかえって

2021年は序盤に無敗記録が続き首位をキープするなど昇格の期待が高まるスタートでしたが、ふたを開けてみると終盤は前年同様に失速し昇格圏内の2位から大きく離されてしまう結果となりました。

去年、今年のボールを大事にキープするスタイルは今までに新潟無かったものでした。
パス交換する際の他の選手のフォロー、ポジショニングなどが良く、過去の新潟とは比べ物にならないボール支配率となりました。

ただ、ボールを大事にするあまり、マイボールにした後余程決定的な数的有利な状況でない限り、ボール保持を優先し確実にキープ出来る様になる横や後ろへのパスを選択し、その間に相手の守備は陣形を整え、待ち構える相手に対し攻める時間が長かった印象です。
シーズン終盤は中央、縦につけるボールも若干増えましたが、大半がブロックの外をCBを経由してのサイドチェンジが大半で、最終的にはサイドでフリーな選手を作りクロス、そして、中央をかためる相手に跳ね返される、クロスが流れるという事が多かったかと思います。
どうせなら、相手の陣形が整う前に上げておけばまだ可能性があったのではと思うシーンにイライラ感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
また、手数をかけにかけた挙句、相手チームのシンプルな数本のパスでのフィニッシュにやられるというストレスが貯まる展開も多かったかと。

手数をかける攻撃でなかなかゴールを奪えず、逆に失点してから急がざるを得なくなってからの方がチャンスを作る事が出来、結果同点ゴールを奪う事が出来たものの引き分けというゲームが多かった事も象徴的でした。

ゴールキックを全て後ろから繋ぐというのもかなり対策されていた様に思います。
ボールを大事にするという事と、ひきつけて、かいくぐりチャンスを伺うという事があったかと思いますが、そこまで無理なプレッシャーをかけない相手にはキープ率を上げる結果となりましたが、対策し前から圧力をかけてくる相手には結局不利な体勢で蹴る事になり、前線で数的不利な状況で相手CBに競り負け回収されたり、危険な場所で奪われピンチというシーンが散見されました。
基本的には繋ぐ事を優先しつつも、相手の出方を見て、キャンセルし普通にキーパーがロングボールを蹴るといった柔軟さが必要だったかと思います。

他にも、長時間ブロックの外でボールをまわす時、裏を一発で狙う様なボールがほとんど無いので、相手としては、じれずに横のスライドをきっちりやって待ち構え、勝負パスがきたら強くいく、みたいな形でそこまで怖さを感じてなかった様に見えました。
京都のバイス選手の様に、機を見て一発で裏を取る様なボールがあれば、相手にとっても脅威だったかと。
相手からすれば何をされるか分からないというのが怖いものです。
今年の新潟はかなり単調で相手から対策されやすかったと思います。

コロナの影響での、飲水タイム、5人のメンバーチェンジも新潟にはマイナスに働いていた様に思えます。
せっかくボールキープし相手を揺さぶり消耗させても、終盤にはメンバーの大半が入れ替わりフレッシュとなり、また、飲水タイムで一息つき休息を取られるというのは厳しいものがあったかと。
同じ条件で公平なものではありますが、スタイル的にやりずらいルールだったかなと。
5人のメンバーチェンジが相手チーム程活用出来ていない試合が多かった様に思え、そうしたルールに対する対応でも柔軟さに欠けていたと思います。

ボール保持をしている割りにうまくいかない部分が多かったここしばらくの新潟ですが、今までに無かった明らかな進化が見て取れた2年だったと思います。
このボールキープをベースにアクセントが加われば凄い事になると思ってみていましたが、最終形を見る事なく残念ながら監督交代となってしまいました。
結果を目指しつつも理想を優先した2年だったという印象が強いです。
次期監督には今までのサッカーをベースとしつつも、柔軟で効果的なプレーの選択を加えてもらいたいものです。
posted by BBSHIN at 18:28| Comment(0) | 日記