2018年02月25日

対カマタマーレ讃岐 0−1での勝利

15年ぶりのJ2のリーグ戦の試合。
かなり久しぶりの感覚ですが、当時とは全く在籍チームが違います。

対戦相手のカマタマーレ讃岐については、オフシーズンに過去試合を観る術がなかったので、初めてみる事となりました。
「引いて守りを固めてカウンターを狙うチーム」
というイメージを持って試合を観てみましたが、想像とは全く違う展開となりました。
昨年のスタートとは違い、今年の新潟が前から守備に行く事は分かっていましたが、相手の讃岐も同じ様に、前から激しいプレッシャーをかけてきました。

お互いに厳しい守備をしている事で、出し手がパスコースを限定され前につけるパスにアタックされルーズボールとなるシーンが目立ちました。
選手のレベルとしては、やはりJ2という事もあり、J1の対戦相手であればしない様なミスをするので、画面を観ながらの1,2プレー先の予想とは違いマイボールになる場面がチラホラと。
その辺りの部分は、新潟の方が上だったかなと。
選手レベルの差はありつつも、その差は、新潟がJ1にいた時の上位チームとの差位で、組織的に粘り強く戦えば結果では覆せる位のものだったかなと。
そして、讃岐は攻撃面ではそこまでの脅威はないものの、連動した守備はなかなかのだったかと。
全体的にプレッシャーが早く、パスの出し先のマークも厳しかったですね。
寄せられている事を逆手に取ったようなトラップ時の入れ替わりなど、個人でそこを剥がす様なプレーヤーがいれば、一気に打開出来そうな感じもありましたが、この試合の新潟にはそういうプレーヤーが少なかったので、ガッチリ五分に渡りあう様な展開となっていました。

あと、新GKのアレックスムラーリャ選手は、飛び出し、シュートへの反応など、かなりレベルが高いですね。
安定したプレーをしてきた大谷選手を押しのけての開幕スタメンも納得です。

ターレス選手は動きの遅さが気になりましたが、1対1の守備、セットプレーでの守備、カウンターからのパスなど、能力の高さとスケールの大きさを示してくれたかなと。
あとは、コンディションが上がり、もう少しキレが出てくれば、かなりの戦力になる予感です。


攻撃面で決めては欠いたものの、少ないチャンスをものにしての1点を固い守備で守り切った1−0は悪くないかなと思います。
相手の讃岐もJ2下位というにはレベルの高いチームだったかなと思います。
この試合のメンバーである程度固いゲームを出来る事が分かったので、ここに、個人で状況を変える事が出来る選手が1人、2人とスタメンに加わってくれば、だいぶ強いチームになるのではないかなと。
ベンチ内外のメンバーを見ても、J2に落ちた事でのチーム力のダウンは感じず、J1のチームにもそれなりに通用する戦力が揃っているかなと。

次のホームも期待したいと思います。
posted by BBSHIN at 20:05| Comment(0) | アウェイ戦