2023年03月11日

新潟1−0川崎 2023年ホーム初勝利

強敵川崎フロンターレにホームで勝利!
素晴らしい試合でした。

似たスタイル同士にチームの戦いで、川崎のボールまわしはやはりレベルが高かったです。
そういうチームに勝てたのは大きいですね。

前節の札幌戦の方が苦しい展開だったのは、ガツガツ激しくこられるよりは、こういう綺麗なサッカーをする相手の方がやりやすいのかなと。

押し込まれる時間が長かったので、その分奪ってからのロングカウンターのキレの良さが目立ちました。
単にボールを大事にするだけでなく、いける時はいくのは去年からの強みでもあります。

新潟らしいボールまわしも随所に見られました。
相手が相手なのでJ2の頃の様にずっとボールを握っているという訳にはいきませんが、J1でも十分にやれると感じさせてくれました。
広島戦の後半、札幌戦で感じた不安を払拭してくれる内容だったかと思います。

川崎側も離脱者が多く、次にやる時はまた違った強さを見せてくるとは思いますが、今日は素直に喜びたいと思います。
最高の試合でした。
posted by BBSHIN at 22:52| Comment(0) | ホーム戦

2023年03月04日

新潟2−2札幌 2023ホーム開幕戦

久しぶりのJ1でのホーム戦。
開幕戦という事もあり、たくさんの人が入りました。
1勝1分で迎えたという事もあり、高い期待感があったかと思います。

試合の方は序盤はほぼ何も出来ない程に押し込まれました。
広島戦の後半に似た様な状況です。
バックラインからの繋ぎをマンツーに近い形で前からはめにきていた様に見えました。
その状態のまま先制点を奪われた、かなりまずい状況だったので、伊藤選手、太田選手のゴールでの逆転したのは驚きです。

フィジカル面で相手が上回り、球際はほぼ負けていたという印象です。
スペースがある場所や余裕を持ってプレー出来るところでは、今までの様な綺麗なパスワークが見られましたが、ギリギリのところを通すパスは、相手にすばやく寄せられ受け手の部分で潰される事が多かった様に思えます。

最終的には同点ゴールを奪われ、勝ち点2を逃し、勝ち点1を手にした形ですが、内容だけ見れば引き分けという結果は十分すぎるものだったかと思います。

これからのJ1での戦い、個の力の違いに苦しむ事も多いかと思いますが、J2でつちかってきたもので通用する部分も見えてきたと思います。
今シーズンのこれからの戦いが楽しみですね。
posted by BBSHIN at 20:42| Comment(0) | ホーム戦

2022年04月10日

新潟2−0栃木

理想的な展開での勝利。
とても気持ちの良い試合でした。

かなり綺麗にパスがまわり、相手も狙い処が絞りずらかったのではないでしょうか。

ゴールキックでの低い位置からのつなぎも、悪い時は危なっかしくてヒヤヒヤしますが、この試合では安心してみていられました。
去年はかたくなに低い位置から繋ごうとし、奪われて失点というのも多かったですが、この試合では相手が前から強くきそうな気配の時は普通のロングキックに切り替えるという柔軟さも良かったと思います。

2−0となり余裕が出たからか、選手を3人交替させ交替枠を使い切るというのも今までなかった事です。
今はまだ良いですが、連戦、夏場などでは、スタメンのターンオーバーだけでなく、こうしたメンバー交替も重要になってきそうです。


勝ち点のみならず、内容をみても今後に繋がる勝利だったと思います。
今後に期待ですね。
posted by BBSHIN at 17:02| Comment(0) | ホーム戦

2022年02月21日

仙台0−0新潟 アウェイでの開幕戦は引き分け

今日のアウェイでの開幕戦、仙台との試合は悔しい勝ち点1となりました。
内容的にはかなり圧倒していたので、勝ち点3が欲しい試合でしたね。

今年の新潟のスタイルとしては、昨年のベースをそのままに残し、若干アレンジを加えた様な感じに見えました。
そうした事もあってか、コロナ感染での出遅れをほとんど感じさせない完成度だったかと思います。
ただ、ボールを支配しながら、フィニッシュの部分の精度が、という部分も去年と同じでした。

昨シーズンとの違いとしては、ボールをしっかりとキープしつつも、マイボールにこだわり過ぎず、仕掛けられる時は仕掛けていた様に見えました。
そうした姿勢がシュート数にもあらわれていたかと。

高選手をアンカーに置いた4−3−3に変えた事も大きな変化です。
昨シーズンは、サイド攻撃での細かなパス回しで、時折片方のサイドに人数をかけ密集を作り崩せればクロス、または、逆サイドのスペースで勝負という事が多く、中央の高木選手が両サイドに顔を出し負担が大きかったところ、今年は伊藤選手がその役割を担う事が大きく異なります。

新潟の攻め方だと、サイドでボールロストし、すぐに奪い返せず展開されると大きなピンチを招きますが、この試合ではCBの二人、逆サイドのSB、高選手の動きが良く、ピンチを未然に防いでいました。


この試合の仙台は、中央をしっかり固めるものの、横のスライドが遅めでサイドで一瞬マークが曖昧となり寄せが遅いシーンが目立ちました。
そこで仕留めきれなかったのが残念な部分でした。


ただ、ミドルシュートが多くなったのは昨シーズンと比べて大きな変化だと思います。
ゴールにはつながりませんでしたが、サイドからのクロスが大半だった昨年と比べ、シュート意識の向上はいずれ、直接または間接的にゴールという結果に繋がってくるものと思われます。


組織力に差がありながらも結果0−0となってしまうのは、やはりJ1からの降格チームという事での個の力が大きかったかもしれません。
こういう試合を落とさず勝ち点1を拾えるというのは地力があるともいえるでしょう。
そういう意味では次回当たる時には、今回の様にはいかないかもしれません。

現時点での完成度が低かった仙台相手に勝ち点3を取れなかったのは痛かったですが、まだシーズンは始まったばかりです。

今年の新潟に期待していきたいと思います。
posted by BBSHIN at 00:12| Comment(0) | アウェイ戦

2021年12月08日

2021年シーズンをふりかえって

2021年は序盤に無敗記録が続き首位をキープするなど昇格の期待が高まるスタートでしたが、ふたを開けてみると終盤は前年同様に失速し昇格圏内の2位から大きく離されてしまう結果となりました。

去年、今年のボールを大事にキープするスタイルは今までに新潟無かったものでした。
パス交換する際の他の選手のフォロー、ポジショニングなどが良く、過去の新潟とは比べ物にならないボール支配率となりました。

ただ、ボールを大事にするあまり、マイボールにした後余程決定的な数的有利な状況でない限り、ボール保持を優先し確実にキープ出来る様になる横や後ろへのパスを選択し、その間に相手の守備は陣形を整え、待ち構える相手に対し攻める時間が長かった印象です。
シーズン終盤は中央、縦につけるボールも若干増えましたが、大半がブロックの外をCBを経由してのサイドチェンジが大半で、最終的にはサイドでフリーな選手を作りクロス、そして、中央をかためる相手に跳ね返される、クロスが流れるという事が多かったかと思います。
どうせなら、相手の陣形が整う前に上げておけばまだ可能性があったのではと思うシーンにイライラ感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
また、手数をかけにかけた挙句、相手チームのシンプルな数本のパスでのフィニッシュにやられるというストレスが貯まる展開も多かったかと。

手数をかける攻撃でなかなかゴールを奪えず、逆に失点してから急がざるを得なくなってからの方がチャンスを作る事が出来、結果同点ゴールを奪う事が出来たものの引き分けというゲームが多かった事も象徴的でした。

ゴールキックを全て後ろから繋ぐというのもかなり対策されていた様に思います。
ボールを大事にするという事と、ひきつけて、かいくぐりチャンスを伺うという事があったかと思いますが、そこまで無理なプレッシャーをかけない相手にはキープ率を上げる結果となりましたが、対策し前から圧力をかけてくる相手には結局不利な体勢で蹴る事になり、前線で数的不利な状況で相手CBに競り負け回収されたり、危険な場所で奪われピンチというシーンが散見されました。
基本的には繋ぐ事を優先しつつも、相手の出方を見て、キャンセルし普通にキーパーがロングボールを蹴るといった柔軟さが必要だったかと思います。

他にも、長時間ブロックの外でボールをまわす時、裏を一発で狙う様なボールがほとんど無いので、相手としては、じれずに横のスライドをきっちりやって待ち構え、勝負パスがきたら強くいく、みたいな形でそこまで怖さを感じてなかった様に見えました。
京都のバイス選手の様に、機を見て一発で裏を取る様なボールがあれば、相手にとっても脅威だったかと。
相手からすれば何をされるか分からないというのが怖いものです。
今年の新潟はかなり単調で相手から対策されやすかったと思います。

コロナの影響での、飲水タイム、5人のメンバーチェンジも新潟にはマイナスに働いていた様に思えます。
せっかくボールキープし相手を揺さぶり消耗させても、終盤にはメンバーの大半が入れ替わりフレッシュとなり、また、飲水タイムで一息つき休息を取られるというのは厳しいものがあったかと。
同じ条件で公平なものではありますが、スタイル的にやりずらいルールだったかなと。
5人のメンバーチェンジが相手チーム程活用出来ていない試合が多かった様に思え、そうしたルールに対する対応でも柔軟さに欠けていたと思います。

ボール保持をしている割りにうまくいかない部分が多かったここしばらくの新潟ですが、今までに無かった明らかな進化が見て取れた2年だったと思います。
このボールキープをベースにアクセントが加われば凄い事になると思ってみていましたが、最終形を見る事なく残念ながら監督交代となってしまいました。
結果を目指しつつも理想を優先した2年だったという印象が強いです。
次期監督には今までのサッカーをベースとしつつも、柔軟で効果的なプレーの選択を加えてもらいたいものです。
posted by BBSHIN at 18:28| Comment(0) | 日記

2019年06月02日

泥沼4連敗 新潟0−2甲府

ホーム甲府戦での惨敗。
泥沼の4連敗となりました

ここ最近の守備陣の崩壊っぷりが凄いです
特にピンチでもない場面からサクっと失点しまう様になってしまいました。
昨シーズンからCBが補強ポイントでしたが、そこがうまくいかなかったのが大きいかなと。

監督交代前は、ディフェンスラインを下げ、前からもそれほど行かず、自陣でコンパクトに固めていた事で、守れていた様に感じます。ただ、あの守備ではそこそこの結果は出せても上位は難しかったかなと。
交代後は、前から守備に行き、ディフェンスラインも高めに設定した事で、布陣としてはバランスが良くなりましたが、生まれるスペースに対応しきれていない様に思えます。
人につき過ぎず、危険なスペースを空けない様な位置取りをし、結果、人につき切れず失点というシーンが多いかなと。

前からの守備も、勢い良くいっているものの、あと一歩、ボールを狩りとるまでいかず、逆に空いた逆サイドに出され、相手に攻撃の糸口を与える結果となってしまっています。
ボールまわしがうまくないチームには効果を出しカウンターに繋げているものの、しっかりとしたチームには通じないレベルかと。


攻撃面でも手詰まり感がハンパではありません。
特に前半はひどいものがありました。
両ウイングがサイドに張る時間が長く、タイミング良く絞る事が少ないので、サイドバックが上がるスペースがありません。
他のポジションにもそれは当てはまり、連動性ある流動的な攻撃が出来ていない様に見えます。
1トップ、トップ下、両ワイドとする事で、役割が明確になった代わりに、流動性に欠ける動きになっているという面もあるかと思います。



今年の昇格はかなり難しいところにきてしまいました。
昨年同様にJ3降格もありうる状況です。

こうなってしまうと、目標をどこに位置付け、どういうサッカーをしていくかが重要かなと思います。
ここまでくると、今シーズンは厳しいので来年の昇格を目標にしつつ、今年はJ3降格だけは避けつつ、形を作っていくのが現実的な路線かなと。
シーズン序盤の引いた形の方が堅く守れる面はありますが、そのままでは未来はないと思うので、この形の継続が良い気もしますが、一気に降格してしまいそうな可能性も大ですね。
今の新潟には、ラインは高くするものの、前からそれ程行かずに、中盤にボールが入るところで素早く寄せ、人数をかけルーズボールにする様な守備の徹底が合っているのではないかと。これから暑くもなってきますしね。


しかし、こうした観てる側の目標の下方修正というのは寂しいですね。
上を見続けられる様なサッカーをしてもらいたいものです。
posted by BBSHIN at 08:15| Comment(0) | ホーム戦

2018年10月28日

新潟2−0町田

渡邉新太選手の2ゴールでの2−0の勝利!

やっぱり勝利は嬉しいですね〜

J1昇格は無くなりましたが、ここにきての好調っぷりは凄いものがあります。


この試合の相手、町田はJ2で三位につける強豪チームです。

町田のコンパクトなサッカーに合わせ、密集の中でバチバチと渡り合い、主導権を握らせなかったのはかなり良かったかなと思います。
選手同士の距離が近く、ここ10試合位で確立した新潟の次から次へと人にいく前からの守備がハメやすい様に見えました。

予想では時折、意表をついて開き、残ったサイドの選手が独走、といった様な、裏の取り方をするかと思いきや、最後まで正攻法で町田におつきあいする形でぶつかり合いました。
そうした町田の土俵にのった上で、上回る事が出来たのは、かなり収穫だったかなと思います。


終盤にきてかなり好調となってきていますが、思い返すと、昨年の終盤もこんな感じでした。
「これなら来年は期待出来る」
と思わせ、フタを開けてみれば、ガラりとやり方を変えての、蓄積0状態のシーズンスタートとなりました。
この失敗を来年は絶対に繰り返してはいけません。
今のスタイルの維持、向上がJ1への一番の近道かと思われます。
出来る限り、現在のスタメン・サブの選手の残留して欲しいですね。
サブの中で、最近光っているのはターレス選手です。
序盤は、あまりに遅く厳しいと思っていましたが、ここにきての減量によるスピードアップは光るものがあります。
このままいけば、来年はかなり爆発の予感です。
残ってくれたら嬉しいのですが・・
posted by BBSHIN at 21:20| Comment(0) | ホーム戦

2018年09月24日

水戸0−1新潟 矢野選手のゴールで3連勝

アウェイでの勝利で3連勝!

今までの低迷が嘘の様な好調っぷりですね。
やっぱり勝利は最高です。

ゲームの方はギリギリの内容で、失点してもおかしくない様なシーンが3つ、4つとありましたが、キーパーのファインセーブ、運、相手の決定力などもあり、結果0に抑えられたのは良かったかなと。

お互いに守備が堅く、フィジカルコンタクトも激しく、タフなゲームとなりましたが、こうしたゲームをものに出来たのは大きかったかなと。

前からの激しい守備、中盤でのはさみ込みなど、数年ぶりにアルビらしい守備をみれました。
まだまだ危ない場面なども多いですが、このスタイルを継続し、成熟していってほしいものです。
新潟の選手としては、やはり「走れる」というのが絶対条件ですね。
来年以降の選手選びでもそこは重要かと。
ここ数年、上手いけど走れない、高く強いけど走れない、といった選手を選ぶ事が多かったのも低迷の原因だったかと。

あと
シンプルに前につける
コースを塞がれかけたら蹴る
というプレーも増えてきました。
J2を戦う上では、こういうハッキリとしたプレーも重要なのかなと。
そこに気付くのが遅すぎましたね。

まだ、試合は残っているので、来年のためにもしっかりと積み上げていって欲しいものです。
posted by BBSHIN at 01:23| Comment(0) | アウェイ戦

2018年09月08日

新潟5−0FC岐阜

久しぶりのホームでの勝利!!
そして5−0の快勝!

素晴らしいですね〜

勝利での喜び方を忘れかけていたところでした。。


前からの激しいプレスに加え、相手のボールまわしに対し、連動し次から次へといく昔からの新潟のスタイルが久しぶりに見られました。
今年のメンバーではもう見られないかと思っていましたが、やれば出来るのですね。
今日は走れる選手でメンバーが組まれていた事と、涼しくなってきた事もあり、最後まで走り切れたのでしょうね。

J2残留に向けて大きな勝ち点3となりました。

ただ、久しぶりの勝利に浮かれてもいられません。
良い試合の後、すぐに崩れてしまっていたのが、ここ数年の新潟です。
次節、またその次と結果を出してこそ、始めて安心が出来るのかと。

この試合でも、スタイルが少し変わってきた新潟と、相手のやり方がうまくハマったところもあると思います。
低い位置からでもマイボールにこだわる岐阜の攻撃に対し、前から激しくいく新潟の守備がピタリとはまりました。

また、岐阜の目指すスタイルに対し、それの完成度にも助けられたと思います。
岐阜の戦い方は、数年前の広島や浦和にも似たものでした。
かなり高いレベルを目指す中、まだやり切れていないという印象です。
上手い選手も多く、ボールポゼッションの質も高いのですが、アタッキングサードに入ってからの質が低く、また、チャレンジすべきではない低めの位置やゴールを背にしてのトラップなどで、難しいプレーを選択しているのがもったいないかなと思いました。
その象徴的な選手が7番です。
良くも悪くもかなり目立っていました。
テクニックがあるのは一目瞭然ですが、それを出そうとし過ぎるのが、良い選手ではなかなか見られない部分かなと。
普段はシンプルにプレーしつつ、要所でテクニックを発揮する様になれば一流選手になる気もします。
この試合に関しては、彼がブレーキになっていた事にかなり助けられたかなと。

岐阜の低い位置からのポゼッションに新潟がディフェンスラインを上げ前からいった時、一人二人のプレッシャーをかいくぐってのロングボールなどあると、もっと苦しい展開になったかと思います。
他にも、7番や前の選手が広いスペースでガンガン仕掛けられる様な縦に速い展開をチーム全体で作る様になれば、もっと攻撃力も上がるかと。
これはこれまでの新潟にも言える事ですが、一つの手法にこだわる事なく、状況に応じて柔軟にやれる様になれば格段に強くなる要素はあるかなと。


次もしっかりと勝って、
「新潟が強くなった」
と思える様な、ゲームをしていってもらいたいですね。
posted by BBSHIN at 23:01| Comment(0) | ホーム戦

2018年08月26日

新潟0−3福岡

危機的連敗。
ホームで0−3は痛いですね。

監督は結局、片渕氏が昇格する形に。
泥臭くも、攻守にアグレッシブで良かった時の新潟に戻してくれるものと期待していましたが、、
やはり時間が無かったのか、今シーズン今までの展開と同様で、スタイルも同じようなものとなっていました。
いきなりは変わらないのは分かっていましたが、少し残念な気持ちがあります。

メンバー的には大きくいじり、前線は前のMF2人に攻撃力がある選手を選んだ事で、今までより迫力が増しました。
ただ、失点するまでは、ある程度バリエーション豊富に攻めていたのが、リードを許すとサイドからのクロス一辺倒になるのは、今までと全く同じです。
他に形が無いから自然とその形になってしまうのでしょうね。

新しく入ったカウエ選手、あの体格は魅力ですが、スピードがなく、配球も他のボランチと同じでサイドへ散らす事がメインでした。
センターにあの強さがあるのは、強みにもなりますが、相方が重要となります。
戸嶋選手は走れて守備の寄せも早く、動きの面ではカウエ選手の遅さとちょうど良い組み合わせですが、攻撃面では、配球が淡泊なので物足りなさが出ます。
梶山選手では、2人とも遅いので守備面で厳しい組み合わせとなりそうです。
カウエ選手自体は良さそうではありますが、補強が行き当たりばったりな気がしてなりません。

新潟の攻撃は常にリズムが一緒なので、相手も読みやすいのかと。
新潟は、ボランチ経由でのサイドチェンジなど、常に右から左、左から右と、予想通りのボールの動きをしています。
変化をつける事が出来る選手がいるチームは、全体の流れとは逆につけたり、スパっと縦に入れたりなど、アクセントをつけていると思います。
そういう面で期待出来るのは、新潟では梶山選手位ですが、守備面で厳しさもあるのかなと。


今年の新潟は、同じ攻撃を執拗に繰り返す傾向があります。
攻撃のパターンの少なさが、攻撃力が高い選手がある程度揃っているのに、得点力不足となっている大きく影響しているかと思われます。
引かれた相手に対し、サイドからの攻撃はクロスまでいっているので、それがアクセントとなる様な他のパターンの構築が必須かなと。


あとは、一番の問題は守備です。
ここ2,3年はひどいものがありますが、4〜5年以上前の新潟は引き締まった守備をしていました。
人にしっかりとつくか、または、ボールサイドに絞り人数をかけ、サイドチェンジされたら、全体が連動しスライドしたりなど、システマチックな守備が出来ていました。
それと比べると、今年の守備は何となくやっている様にしか見えません。
アグレッシブかつタイトな守備。
これを取り戻さない事には、新潟らしいサッカーは戻ってこないでしょう。

そういう意味では、暫定2試合と監督就任しての1戦は不満が残り、不安を感じさせるものでした。

まだ時間はあるので、手遅れになる前に、正しい判断で方向性をつけてくれる事を期待したいです。
posted by BBSHIN at 21:36| Comment(0) | ホーム戦